石ばしは明治43年、故根元良により創業。
戦前は江戸川(現在・神田川)の中之橋の袂(たもと)に店を構えておりました。
昭和20年の東京大空襲により一帯は焼け野原になり、戦後場所を移し、今に至っております。
建物は戦前の材料を使っている個所もあり、玄関の煉瓦塀は空襲にも耐え、今では石ばしの顔にもなっております。
静岡産・九州産の上質な鰻を厳選。すべて目方の違いでお選び頂いております。
蒲焼きは捌いてから目方に振り分け串打ちをし、一旦白焼きをします。
蒸し器に入れて待つこと一時間、身が柔らかくなったことを確認し、備長炭で蒲焼きにし、輪島塗の重箱に収まります。
このようにすべての行程にはお時間をいただきます。
御予約の際、御注文を確認することを御考慮下さいませ。
『串打ち三年、裂き八年、焼きは一生』と鰻料理は奥深いものです。
余裕を持ってお越し下さい。
いつも御贔屓にありがとうございます。